
イントロ:「ちゃぶ台返し」は序の口
『巨人の星』と言えば「ちゃぶ台返し」。しかし、それは単なる序章に過ぎません。このインタラクティブ・レポートでは、筆者「もっちゃん」氏が「刑務所(的な組織)」の日常すら彷彿とさせると語る、**真にヤバいエピソード**を深掘りします。
これから分析するのは、常識的な組織論やコンプライアンスが一切通用しない世界、「火だるまノック」事案です。
事案発生:ノックダウン打法
事の発端は、ライバル・花形満が開発した必殺「ノックダウン打法」。その名の通り、ピッチャー返しで相手を文字通りノックアウトする恐るべき打法です。
これを見た父・一徹は、「見た!!!!!」という謎のコメントと共に思案に暮れ、すぐさま対抗策の特訓を開始します。しかし、その内容が常軌を逸していました。
分析:特訓プロセスとその問題点
一徹が考案した特訓は、以下の異常なプロセスで実行されました。各ステップをクリックして、その内容と「もっちゃん視点」の分析(ツッコミ)を確認してください。
「まずは野球ボールにガソリンをかけます」
 
  
 
【もっちゃん分析】: この時点で既におかしい。なぜガソリンなのか。野球の特訓である必要性を微塵も感じさせません。
「そりゃぁガソリンをかけたわけだから、火をつけますよね」
【もっちゃん分析】: つけません。常識的に考えて、火はつけません。この時点で野球ではなく、ただの危険行為です。
 
 
「こんなボロ屋が密集してるところで火だるまボールをノックする」「息子にめがけて、火だるま打球をぶつけようとする」
【もっちゃん分析(コンプライアンス)】:
- 火事のリスク: 野球がどうとか以前に、放火です。
- 刑事事件: 事情聴取で「ノックダウン打法が…」と言っても通用しません。確実に逮捕です。
- 次元の違い: 鬼とか厳しいとかそういう次元ではない。ウシジマくんでもここまではやらないレベルのイジメです。
 
  
 
分析:当事者の反応と思考停止
この異常な状況に対し、当事者である飛雄馬(組織人)と一徹(リーダー)は、驚くべき反応を見せます。彼らの思考と「もっちゃん視点」の常識的思考を比較します。
Case 1: 飛雄馬(組織人)の反応
飛雄馬の思考(当事者):
「うう、、、ま まさに捕球もできない。体に障れば大やけどをする、、、」
もっちゃんクラスの思考(常識人):
「いやいや、父ちゃん、あんたマジで何やってるの?」「まずは、その危険な行為をやめさせろ」
分析
飛雄馬(や他の社員)は、危険な行為そのものを疑いません。真正面から「どう対処するか」を考えてしまいます。これは、まず「倫理」「コンプライアンス」の発想にならない、組織特有の思考停止状態と言えます。
Case 2: 一徹(リーダー)の論理
一徹の論理(リーダー):
「いいか 飛雄馬!ノックアウト打法とは、、、この火だるま打球と同じだ!」
もっちゃんクラスの分析(常識人):
「ん?違うよ?」「大けがをするってところは一緒だけども」「実際に大けがをするものを使う理由ってありますかね?無いね」
分析
リーダーである一徹の論理は破綻しています。目的(打法攻略)と手段(火だるま)が乖離しており、これは「絶対、ただの思い付き」「憂さ晴らし」である可能性が高いです。さらに、説明と同時に特訓をスタートしており、部下の意思はガン無視されています。
結論・考察:常識の通用しない世界
最終的に、飛雄馬はこの火だるま打球を「反射的に逆立ちの体勢から蹴る」という、もはや常人には理解不能な方法で対処します。
「なぜ普通に避けないのか」
結論:親父が親父なら、息子も息子だわ。
あなたの職場は大丈夫?
この「火だるまノック」は異常なフィクションですが、筆者「もっちゃん」氏が言うように、かつての「刑務所(的な組織)」や、もしかしたら「あの会社の界壁の問題」も、根っこは同じかもしれません。
自問自答してみよう
- あなたの周りに「火だるまノック」(=理不尽な要求)はありませんか?
- その要求に対し、反射的に「逆立ち」(=異常な対処)で応えようとしていませんか?
- まずは「それ、おかしいですよ」と言う勇気を持てていますか?


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