注文住宅を検討中で、床材でお困りの方はいらっしゃいませんか。
せっかく注文住宅を作るなら、後悔のない床材を選びたいですよね。
そこで今回は、床材の種類と選び方について青森市の不動産会社が解説します。
□床材の種類
ここでは5つの床材を紹介します。
1つ目は、フローリングです。
フローリングは、木材でできた床材のことです。
合板か無垢材のフローリングが代表的なものです。
合板フローリングは2層以上からなる床材です。
木目調のシールのようなシートや薄くスライスした木材などの表面材が、合板の上に貼られています。
印刷技術の発達に伴い、木目調のプリントが本物の木のようなリアルな仕上がりになってきました。
お手入れが楽な製品や丈夫で傷がつきにくい製品が多く、掃除やメンテナンスのしやすさがメリットとして挙げられます。
無垢材のフローリングは、木から切り出した板をそのままフローリングとして使うというものです。
本物の木ならではの経年による木目や色の変化を楽しめます。
無垢材は熱伝導率が低いため、素足でも暖かみを感じられる床材です。
また、無垢材は湿度に応じて空気中の水分を吸放出するので、部屋の湿度を調整する作用も期待できます。
2つ目は、タイルです。
硬く冷たい素材であるため、素足で触れない場所に使用されることが多いです。
最近は、居住スペースの一部の床材をタイルに変えて、雰囲気を変える方も増えています。
水に強いため、掃除の際に水を流すことも可能です。
3つ目は畳です。
柔らかい感触で、寝転んでも体が痛みにくいです。
畳特有の色や形、い草の香りは空間に和の要素を加えてくれます。
空間づくりのアクセントとして活用したいですね。
4つ目は、カーペットです。
ふかふかなカーペットは暖かく、柔らかいです。
耐衝撃性や保温性が高いため、赤ちゃんがいるご家庭や足腰の弱い高齢者がいるご家庭におすすめです。
また、遮音性も高く、階下への音が気になる場合に利用することも可能です。
5つ目は、クッションフロアです。
防水性が高いため、汚れがふき取りやすいです。
また施工が比較的簡単であるため費用を抑えることも可能です。
□床材の選び方
床材を選ぶうえで重要なのは、部屋ごとに適した床材を選ぶことです。
たとえばキッチンやトイレなどの水回りでは、水や汚れに強く、掃除がしやすい床材が適しています。
そのため、タイルやクッションフロアなどの床材がおすすめです。
また、リビングや寝室といった居室には、肌触りや柔らかい感触の床材が合っています。
フローリングや畳、カーペットなどの床材がおすすめです。
□まとめ
今回は、床材を5つ紹介しました。
床材には向き不向きがあり、部屋ごとに床材を選ぶことが大切です。
自分が作りたい空間に合わせて、適切な床材を選びましょう。