注文住宅を計画する際、トイレの位置は意外と重要な要素です。
トイレは毎日何度も使う場所なので、その位置ひとつで生活の快適さが大きく変わります。
今回は、注文住宅でトイレの位置を考える際のポイントと、避けた方が良い位置についてご紹介します。
これから注文住宅を建てる方や、トイレの位置についてお悩みの方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
＊トイレの数を決める
注文住宅では、トイレの数が重要な要素です。
家族の人数や生活スタイルによって、複数のトイレを設置することも検討しましょう。
特に家族が多い場合や、家が複数階建ての場合は、各階にトイレがあると便利です。
例えば、夜間に2階の寝室から1階のトイレへの移動は大変ですし、朝の忙しい時間にはトイレが混み合うことも考えられます。
＊トイレの音と匂いを考慮する
トイレの位置を決める際は、音や匂いの問題も重要です。
寝室やリビングの真上にトイレを配置すると、水を流す音が響いたり、匂いが気になったりすることがあります。
これらを避けるために、トイレは居住エリアから少し離れた場所に設置するのが理想的です。
＊トイレの広さと設備を考慮する
トイレの広さや設備も重要なポイントです。
洗面所が近ければ、トイレ内に手洗い場を設置する必要はありません。
また、将来的にバリアフリーにする計画がある場合は、十分な広さを確保しておく必要があります。
トイレはただの用を足す場所ではなく、落ち着ける空間としても考えることが大切です。
□避けた方が良い位置
1:LDKから丸見えのトイレ
リビングやダイニングからトイレが丸見えの状態は避けるべきです。
プライバシーの問題はもちろん、トイレの音や匂いがリビング空間に影響を与える可能性があります。
間取り上どうしてもLDKの近くにトイレを設ける場合は、目隠しをするなどの配慮が必要です。
2:玄関からよく見えるトイレ
玄関からトイレが見える配置も避けた方が良いです。
来客時に不快な思いをさせる可能性があるためです。
また、玄関近くにトイレを設ける場合は、トイレのドアが外から見えないような配慮が必要です。
3:階段近くのトイレ
階段近くにトイレを設置する場合は、扉の開閉に注意が必要です。
階段を使う人とトイレのドアが衝突する恐れがあり、安全性を考慮する必要があります。
4:寝室の上や横のトイレ
寝室の上や横にトイレを設けるのは避けるべきです。
特に寝室の上にトイレがあると、夜間の水の音で睡眠を妨げる可能性があります。
トイレの音が気になる場合は、寝室から離すか、防音対策を施すことが望ましいです。
□まとめ
注文住宅でトイレの位置を決める際は、トイレの数、音と匂いの問題、広さや設備を考慮することが重要です。
また、LDKから丸見えにならないようにする、玄関から見えない位置に設置するなど、避けた方が良い位置もしっかり理解しましょう。
これらのポイントを踏まえ、快適で使いやすいトイレの位置を選ぶことが、理想的な家づくりへの近道です。
青森市周辺で何かお悩みの際は、お気軽に当社までご連絡ください。
