ちょうど、もっか新築計画を検討中の夫婦2組ためのブログ(20代で新築計画を建てるためのブログと読み替えてもいい)

注文住宅の話

おっす!

おらもっちゃん!

って雰囲気で書き出すと、来店したときも

「もっちゃん」って言わなきゃいけなくなっちゃうので、ちょっと迷うんですけども

あんまり前振りが多いと、飽きちゃうと思うので早速本題に入っていくんですけどね

何を決めないといけないのか?

なんですよ

優先順位と言ってもいいんですけども

まぁ、これがなかなか難しいんですよね

間取り?

予算?

土地?

デザイン?

やっぱりね、自分が思うに予算なんですよ

予算と方針

これに尽きる

まず、第一に決めなきゃいけないもの

予算と方針なんですよ

まずは予算

具体的にに言うと2択

全体予算としていくらまでに抑えたいのか?

これはたしかに、言える

でも、もっと重要で且つわかりやすいのは

いくらだったら払っていけるのか?

なんですよね

青森で20代のうちに住宅ローンを組む

これ即ち、40年で住宅ローンを組む

ってことでもあるんですよね

35年と40年、結構開きがあります、月々の支払額

例えば

2500万を35年、40年で計算してみると(金利は0.7%)として

35年の場合:67,130円

40年の場合:59,729円

そう、案外違うんですよ

結構金額が高くなるんですよね、35年って

とは言ってもね、青森くらいらしいですよ

住宅ローンを40年で組ませるのって

なんとなーくですけど、住宅ローンが60,000円以内でおさまる

なんてちょうどいいところなんでしょう、、、(笑)

別に3000万!で住宅ローンを組んでもいいんですけども

やっぱりね、なかなか減りづらいんですよ(笑)

3000万って

2500万の場合って20年後にいくらのローンが残っているのか?

簡単にまとめると

2500万の住宅ローンの場合

10年後→1939万

20年後→1337万

30年後→692万

こんなところなんです

はい、ここが超重要ポイントなんですけども

青森の中古住宅は高いってところなんですよね

不動産屋でもある自分が言うのもなんですが

ん?ちょっと話題がずれてない?って思ったかもしれません

不動産経験豊富な私から言わせてもらうと

新築を建てても、売ることになる人も結構いるってことですよね

離婚だ、、、仕事の都合だ、、、親の、、、とか

当然ですけど、これから家を建てる!って人の前で言うことではないんですよ

でもね、そこのリスクってうやむやにしちゃーいけないんですよね

仮に20年後、40代後半のときにですね、家を売ろうか?

となったときに、残ってる借金が1337万

売れそうな気がしません?簡単に

今、不動産屋の立場として答えると

築20年の住宅を1337万を売る

簡単ですね

なんだったら、いいところ1500万~1800万ってところの査定金額でしょうね

中古住宅の査定ってね、なかなかシンプルなんですよ

結局、重要なのはいくらで売れそうか?ってところを根本として査定はするので

気になったらぜひ、青森市内の中古住宅をスーモで調べてみてください

築30年とかで1500万、1600万って金額で平気で売りに出てますから

ところがね、最初に3000万で組んでると、、、

10年後→2326万

20年後→1604万

30年後→830万

こんな感じでローンが残ってるわけですね

まぁ、売って、住宅ローンが綺麗さっぱり無くなるかなーって感じ

ちょうどぎりぎりのラインですよね

だから、個人的に思うのは

こだわりとかが大きくなっても、3000万以内にはまとめた方がいいだろうな

って風に思います

いや、もっと安く建たないですか?

例えば、、、2300万、、、とか、、、(笑)

はい

可能、ですよね

ざっくり計算しましょう

土地:600万

建物:1500万~1550万

諸経費:150万

いいところだなー(笑)

なんとなーく気になるところで言えば

土地が600万、希望の場所、新城とか原別とかじゃない

なんとなーく、駐車場の配置計画だけ気になるなーって感じですかね

恐らく、北側斜線制限のところは天空率を使ってかわして

南側に少しでも敷地に余裕を持たせる

こんな作戦になると思います

そこのところに納得ができれば、↑この計画は割と楽勝ですかね

でもね、土地にこだわりがでてきちゃうと、、、(笑)

600万~800万~1000万

って選択肢が出てくるんですよ

とは言っても、800万以内にはおさめたいなーって印象ですよね

ここからが建物の話

あ、総額2300万計画の場合ですよ?

建物は、まともに建てるとすれば(だいたい32坪~35坪、断熱窓とかも使う)

まぁこんな予算でおさまりますよね

でもね

カーポートとかコンクリートとか、、、忘れてますよね?笑

カーポート2台用で50万(アレックではかなり安くだしてます)

昔、カーポートも売ってましたからねー

それはいいや

建物 1500

土地 600

諸経費 150

カーポート 50

コンクリート ?

はい、合計2300万+コンクリートってわけですね

コンクリートにしたいのか

アスファルトにしたいのか

これでも値段はちょっと変わってくるんですよね

アスファルトの場合、だいたいコンクリートの7割とか6割の金額でできるので

まぁ

コンクリートでみんなやりたがりますけども

コンクリートでやりたいなら、そこに50万~100万は考えてください

コンクリートは、、、うーーーん、、、しばらくいいかな(笑)

なら、2300万以内が確定

すまいの給付金50万でやるってのも選択肢ですね

ただ、、、

ここに、、、こだわり、、、、、、が出てくるんですよぉ、、、(笑)

ええ、、、こだわり、、、ですよねぇ、、、(笑)

いや、こだわりの前に「より高い性能」を求めてってところですかね

断熱等級

ってご存じですかね?

リンクは貼っておきますが

簡単に言うと、家の断熱性能を4段階評価したもの

の、ことなんですよね

4が一番良い

ちなみに、普通に建てても評価は4になります

え?

そうなんです、この断熱等級って実際問題あてにならんのですよ

カレーライスは高カロリーな料理

カツカレーは高カロリー料理

カツカレー、チーズトッピングも高カロリー食品

こんな定義で決定してます

ようするに、4以上の性能規定がないから、普通に建てれば4になっちゃうんですよね

つまり

4の中でもさらに高いところを求めたい!っていう要望になるわけなんですね、はい

でもね、お金をかけたからって、倍にはならんのですよ

いいところ、、、うーーーん、、、

倍までにはなるかな(笑)

この断熱って考え方なんですけども、シンプルに説明すれば

どれだけ外に熱を逃がさないか

なんですよ

ただ、それだけ

最終目標は魔法瓶みたいな家を造るってことなんですよね

なんとなく伝わりましたかね?

もし伝わってなければ、来店したときにくどい説明をさせて頂きます

じゃぁどうやって断熱性能を高めるの?

って質問になるわけですよ

これ、理屈は簡単なんですよね

単純に厚着するだけ、なんです

普段使っている断熱材を厚くする、性能をよくする、断熱材を重ね着させる

こんなもんなんですよね(笑)

ちゃんと説明すると

ながーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい

説明になるので、このくらいで簡便してください

うちで推奨しているのは

W断熱(+50万~)

トリプルサッシ(+30万~)

あとは、まぁ、、、床の断熱材をちょっとよくする

とか

床暖を入れるって手もありますが、個人的にはあんまりアレなんですけど

まぁ要するに、+100万かければ断熱性能はさらによくなるよ!って話ですよね

ただ、絶対やらなきゃダメか?って言うと難しいところ

今の家って、エアコンの性能がかなりよくなってるから

暖かいって言ったら、暖かいんですよね

断熱性能が普通でも

じゃぁ、断熱性能を良くしたらどうなるの?

はい、暖房費用が安くなります

エアコンを切ってから、寒くなるまで時間が伸びます

だから、必須ではないんですよね

ただ、長い目で見れば、たしかに元は取るってくらい暖房費用は安くなります

だから、当然やった方がいい。ってのはある

でも、建築費用が~、、、って言うなら、やらなくてもいい

そんくらいです

実際、青森の人って、長い目で見れば、、、って理屈

あんまり好きじゃないんですよね

だから、はっきり言って、どっちでもいいんですよ

個人的には、やった方がいいと思う

でも、絶対じゃない

そんくらいです


続いて「遮音性能」について

これまた簡単、実は断熱性能と遮音性能は密接な関係があります

住宅レベルの話だと

これは話すと長くなるので、簡単に言いますが

断熱性能を上げる=遮音性能が上がる

このくらいざくっと理解してください

先に言っておきますが、明確には、違う。あくまで簡単に言うと

トリプルサッシを使った方が、外からの音は入りづらいし

外に音も漏れづらい

でも、ペアガラスだからうるさいか?

ってこともない

トリプルサッシの方が、ずっと静か。くらいですね


続いて「気密性」について

住宅の気密性って言葉って聞いたことあると思うんですよ

ここも先に結論から書いておくと

気密性は高いに越したことはない

けども普通に建てたレベルで十分

ってところですね

気密性とは何か?

要するに、家にどれだけ隙間が空いているのか?

ってことなんですよ

これを計算するのに、C値ってものを計算してやるんですけども

はっきり言うと、こいつが一番あてにならんわけですね

あくまで、新築当時の隙間なんですよ

木材とかが乾燥、収縮したりとか

エアコンの穴を増やしたとか、そういうのは一切考慮しない

それがC値なんですね

C値って2以下の数値が出れば「高気密住宅」なんですよ

でもね

普通に建てれば、いまどきC値=1くらいまではいくんですよね(笑)

それってどういうことかって言うと、隙間に換算すれば10㎝×10㎝くらいの隙間が空いてるってくらいの隙間量に相当するって感じで

はい、そんなもんです

だから、エアコンの穴一つあけて、塞いでなければ、、、(笑)

ってことなんですよね

ここに関係してくるのが、いわゆる換気方式ってやつなんですね

気密性が高いほど、換気の効率は良くなる

ってことになるんですが、あんまり理解する必要はないです

昔からよく使われている住宅の換気方式ってのは

第三種方式ってやつですね

別名、トコロテン方式とも言う

家の中から、換気扇とかを使って空気を出す

出した分だけ新鮮な空気が入ってくる

うん、極めてシンプルな仕組み

住宅に必要な換気量はとはいかほどのものか?

なんですよ

簡単に言うと、2時間で空気が入れ替わる程度の換気量になるわけですね

ほーーー、つまり

真冬に温まった空気が2時間で入れ替わる、、、なるほど

※明確にはもうちょっと違いますけども

まぁそんなところです

つまり

空気を外に押し出した分、冷たい外気が家の中に入ってくる

こういうことなんですね

せっかく温めた空気が外に逃げていく、、、

それを解決すべく存在するのが、、、

第一種換気方式

と、いうものなんですよ

聞いたことあるかな?って言葉で言うと

ロスナイを使う

ってことですね

この第一種換気方式ってのは

機械で排気をして

機械で給気を行うわけです

この辺、試験に出ますよ

三種換気→機械で排気して、給気は自然

二種換気→機械で給気して、排気は自然

一種換気→機械で給気して、機械で排気

まぁ各々、役割はあるんですけども、住宅の場合は1と3だけ覚えておけばいいです

このロスナイってやつが優秀なのは

暖かい空気のエネルギーを、給気する空気に移すことができるってこと

つまり省エネルギー性が高いんですね

冬場で言うところの

暖かい空気を外に出す、暖かい空気を室内に入れる

つまりその分、エアコンの電気代がかからない

こんなイメージです

すごい!優秀!

絶対必要ですね!

ってこともない

あった方がいい

なくても別に困らない

あった方がいい

しかも

後からつけられるし(笑)

リビングだけロスナイを付けるって手もありますしね

家全体をロスナイで換気計画するってしても

まぁ、+15万~20万ってところですから

ただね、この+10万、+30万をぽんぽんやっていくと

簡単に+300万くらいいっちゃうので(笑)


なので、性能面ってところ向上させたいのであれば

断熱方式

換気方式

くらいのもんですよね

厳密に言うと違う

でも、お客さんって厳密な話を求めているのか?

否!

なんですよ

↑この辺を北海道の北の方でも十分通用できるレベルにしたいなら

+100万計算してねって感じです


ここからはこだわりの話

怖いのは、むしろこっちの方

この辺くらいから赤い字、太字、デカ文字も多用

外壁はこんなん使いたいんですよーー

フローリングは無垢素材がいいんですよー

書斎(ゲーム部屋)作りたいんですよぉ、、、

玄関のタイルは、、、こんな感じのかわいい感じにしたいんですよぉ、、、

そう、色味、見た目、使いたい素材、、、

この辺にこだわりを出してくると、予算的に危険信号が出る

簡単に言うと

女性が好む色、見た目のものは高い

ここですね

最初はみんな言うんですよ

そんなこだわりないですよーーーーー(笑)

そうなんです

皆、そう言うんです、、、

最終的には、、、

こだわりMAXに近づいていく、、、と

なので最初に言ってください(笑)

選ばせないでくれ、と

選ぶと、、、いくんですよぉ、、、

、、、膨らむんですよぉ、、、

むしろ、家を広げる方がよっぽどお金がからないですよね

35坪で考えてた→40坪にしたい

こっちの方がよっぽどお金かからないです

ざくっと言って、まぁ100万も増えないかなぁって感じですもんね

でもこの辺がジレンマなんですよ

建物を広くする→敷地の余裕がなくなる→駐車場とかが狭くなる

だから

土地を広くする→土地の値段が高くなる→全体的な予算が高くなる

はい、まさしく

こうすれば安く家を建てられますよ!

っていう鉄板のパターンはある

こうすれば高くなりますよ!

っていう鉄板のパターンもある

広めの家が建てたい→ちょっぴり高くなる傾向がある

性能が高い家を建てたい→ちょっぴり高くなる傾向がある

いろんなこだわりがある→加速度的に高くなる傾向がある

なので最後に、もっとも重要なこと

優先順位は何か?

予算なのか

こだわりなのか

性能なのか

場所なのか

予算→3000万までかかっていい!なら大体のことはできる

見た目とかのこだわり→妥協できれば一気に目標に近づく、こだわりが多いと予算が吹っ飛ぶ

性能→高くしても100万、安くしてもたかが知れてる

場所→MAX400万くらいの差が出る。

↑これらのことが決まれば、家づくりは自動的に進んでいきます

最後の最後に

やろう思っている「あなたのこだわり」実は結構高いです

既に諦めた「あなたのこだわり」実は結構安いです

 

おしまい

タイトルとURLをコピーしました